地域問題研究所の杉戸さんに言われて、田原市の「まちづくり市民懇談会」へ話をしに行った。(1/26/2006)
豊橋までJRで行き、豊橋鉄道渥美線に揺られること35分、終点の三河田原に着いた。豊橋で買ったマルサの冬季限定ハンペンを車中かじりながら。
田原の駅前は寺下町から板塀が続く古い部分と新しい複合商業施設が隣接し、たぶん再開発だろう太い道路が抜けた先には大型ショッピングモールがすぐにあり、興味深い。
田原市は田原町赤羽根町渥美町が時間差で合併した渥美半島最先端の場所。ここで田原市綜合計画策定に市民がかかわる「まちづくり市民懇談会」が昨年12月21日から始まった。自治会・漁業商業関連・NPOらと個人資格で参加希望した百人規模の懇談会だ。
この第1回は延藤安弘御大の話。2回目の今回は私が「まちに活気を取り戻す志民の活動」(ううむ誇大表示)と、豊田市岩滝自治区長南義人さんの「三世代でつくる 環境・健康 岩滝町」という話。
南さんの話は鞍が池近くのエリアでの住民活動だが、その中でギフ蝶の話がとてもロマンチックだった。昔はこのエリアにギフ蝶がいたが今はいない。ギフ蝶の幼虫は寒葵(カンアオイ)しか食べないので寒葵を探すとそれはある。でフツウならどっかからギフ蝶の幼虫とかをもらってくるのだろうが「それでは岩滝のギフ蝶ではない」。ボランティアたちは寒葵をひたすら育て増やしてギフ蝶が来るのを待っているのだ。もし数年後にでもギフ蝶が舞ったら何てステキだろう。
「私のまちづくり提案書」募集を説明しているのは田原市課長補佐・企画係長の鈴木さん。
9時前から分科会となる。私は送るというのを断り歩いて駅へ。途中駅前の「餃子・鉄板焼 大名」で餃子。大名というのはチェーンだったりするのだろうか。ここは独立した店のようだが豊橋の駅前にも看板があった。
9時過ぎに電車に乗り名鉄で12時前に一宮へ帰り着いた。
懇談会のメンバーは、結構アテ職オエライサンが多いようにも見受けたが、こうした多様な市民会話の中から基本計画が練られていくことは、その議論の過程で融和性と市民自主性をさらに醸成し、その計画の実効性を確保していくことになる。ともすればプラン作りで終わってしまう、行政内部制作あるいはアリバイ的市民参加の基本計画とは比較にならないだろう。アアウラマヤシイ。