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artanabataな「織姫プロジェクト」 ~仙台七夕に学ぶ(3)

商店街の中を見ていて意外に時間がかかり、小走りに向かった勾当台公園。織姫像は思わぬところにありました。
地下鉄から勾当台公園への入口、ボトルネックになっている部分で、通行量の多いところです。

数日前、フェイスブックで「スケジュールとかってどこ?」とお尋ねした時に答えてくださった、プロジェクトの中心人物、門脇篤さんらしき人物を探します。プランニングしたMMIX Lab(ミミックスラボ)の方です。おっ、この人だなと勇気をふるって声をかけました。アーチストの村上タカシさんにもお会いしてお話しを伺いました。

勾当台公園でイベントがあると、織姫像は、たいてい出店ブースの後ろに隠れてしまうそうです。しかも喫煙所が横にできて、イベント時の織姫像は料理とタバコの煙でケムケムですね。

でも今日は、緑白の垂れ幕に囲まれ、織姫像に至る通路も整備され、手に持つシャトルには赤い糸が結ばれています。一宮の織姫像は片手に羊を捕まえていますが、仙台のはシャトルを持っていますので、より明確に織姫性を出していますね。制作年は分かりませんでした。織姫像のインスタレーションに加え、未来の自分へのラブレターを書く郵便局や、絵を貼りつける車、さらにダンスがあったり、歌があったりと盛りだくさんです。

こうしたオルタナティブな・・・と言っても、アートも音楽もイベントも受け入れやすいテイストづけがされています・・・こうした新しいムーブメントが、主催団体(七夕まつり協賛会)から生まれてくるということがなんとも羨ましいです。

かつて一宮七夕まつり協進会(主催団体)の中で、東京から招聘した副市長とともに「七夕まつり検討委員会」というものをやりました。「ゼロから七夕まつりを考えなおすつもりで」というような会議冒頭の説明を受け、いきなり商店街の某氏は「今の七夕にノーという人間とは一切話しをしない」と発言。それでは会議体の体をなさないし、その委員会の本質が否定されちゃうようで「いや、私はノーだ、ノーというところから議論したい」と言ったら、「だからノーという人間とは話をせんと言っとるだろう!」と怒鳴られ、その後は・・・あ~あ。まあそんなですから、一宮で新しい息吹を入れていくのに本当に苦労します。私は、一宮の七夕まつりに市民の参画を、市民の企画を、市民的なプロデューサーをと言い続けているのですが、まだ数年前には、ある行政官から「一宮の七夕まつりにはボランティアはいらない」とも言われました。今は、心ある人もいて変わってきていますが。

七夕まつりの主催団体である一宮七夕まつり協進会に、カギカッコつき『市民』の委員は私一人です。かつて「ミスター七夕」と呼ばれるほど七夕まつりに精通していた行政官が、無理を承知で私を委員にしてくれました。直後に色々な方から「どういうコネで協進会に入り込めたんだ?」と尋ねられて、やっとその意味合いがわかったものです。私を除けば、まちの商工のトップと商店街の代表、郊外を含む地域ごとの代表、そして七夕まつりにかかわる業者が主メンバーです。当然、会議はいつもシャンシャンで終わっていました。

このイチノミヤ的な仕組みの中で、今回の仙台の「織姫プロジェクト」のようなイノベーションは起きていくのでしょうか。
七夕まつりの根源・本来・本質である仙台七夕で、その主催団体自らが新しいプロジェクトを生み、若い世代に託しているその同じ時代、同じ時間の経過の中で、一宮七夕では主催団体は何を生み出すのでしょう。どう変化せずに来年の還暦七夕(60回目)を迎えてしまうのでしょうか。

私たち「ラブたな~七夕まつりを愛する志民の会」では、「七夕に愛を!」「手づくり七夕」「産メヨ増ヤセヨ愛セヨ七夕」「どこでも誰でも七夕」「オルタナばた」と色々言ってはきましたが、ほとんど敗戦しています。しかしこうしたアートムーブメントはさらに強く欲しいわけで、一宮でも織姫像と七夕とを繋ぐ新しい動きが作れないでしょうか。また今後も、自分たち自身で立ち上げて生み出していくしか無いのでしょうか。

artanabataな仙台の「織姫プロジェクト」は、仙台七夕まつりの主催団体が生み、それをアーチストたちが育み、新しい動きを仙台七夕まつりに創っていました。

赤い糸の織姫
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織姫づくりワークショップの説明
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織姫プロジェクト
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赤い毛糸で結ばれて 説明
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ランタンワークショップ
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左に村上タカシさん かぶりもの製作中
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かぶりもの大行進の練習
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書いた手紙が一年後に届く、未来ポスト
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赤い糸が増殖した、織姫像
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プロジェクトの第2会場 野中神社
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トーチカワークショップ
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一宮からの3人+現地の美しい女性に助けてもらって「LOVE」
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