「市民が選ぶ市民活動支援制度」・・・(月刊いーち2010年2月号)
「市民が選ぶ市民活動支援制度」・・・(月刊いーち2010年2月号チューネン断定団)
以下は元原稿です。実際に掲載された文章とは若干異なります。
フル・ 今年も一宮市の「市民が選ぶ市民活動支援制度」が始まりましたね。
ホシ・ どの団体を支援するかの投票は、この2月22日までです。
フル・ 一昨年の年末には、これに関連したイベントがキリオで開催されましたね。
ホシ・ はい、木曽川キリオのステージで40ほどの市民活動グループが、自分たちの活動を3分ずつ説明するというものです。
フル・ キリオは一宮市民が一番たくさんいるところですから。
ホシ・ しかもケーブルテレビICCがすべてを収録して、長時間にわたり放映しました。
フル・ この「月刊いーち」でも、昨年2月に特集記事になってましたね。「制度を訪ねる」っていうタイトルで。
一宮市の新しい市民活動支援制度。それは市民自身が支援したい団体を届出(投票)して選択し、そこへ一宮市から補助金が行くというシステムだ。中部地方初、日本では5番目に導入された。補助される金額は市民税の1%を参考に決まる。昨年は全部で2千万円ほどだったようだ。今年は一人あたり645円分が、届出によって希望する登録団体へ支給される。
ホシ・ 今年もキリオで同様のイベントが開催されました。
フル・ 中身は前回と同じですか。
ホシ・ イベントとしては。ただし主催する団体は「138NPO」という団体に変わっています。
「138NPO~一宮の市民活動育ちあいネット~」は一昨年秋に結成された。前回のキリオでのイベントは、NPO法人志民連いちのみやが主催し、多くのボランティアが協力をして開催された。それを発展させ、地域のたくさんの市民活動団体が緩く水平に繋がり、新たに形成されたのが「138NPO」だ。一宮市地域ふれあい課もこれに協力し、ともに活動している。
フル・ その「138NPO」って、どんな活動をするんですか。
ホシ・ 1年を通じて市民活動団体が自分たちで力をつけられるように活動しています。
フル・ 講義とか講習ですか?
ホシ・ はい。申請書の書き方や会計、報告のしかたなど、当たり前の技術について、実例を基礎に学び、助成を受けるに相応しい能力をつけてもらいます。また市民活動を展開する上で大切な気持ち、心、意思みたいなところを、専門家の講義などを聞きながら学びます。こうしたセミナーを合計5回実施しました。
フル・ そうして、キリオに繋がっていくわけですね。
ホシ・ はい、今回も多くのボランティアにより運営されました。
フル・ 昨年と比べてどうでした?
ホシ・ すごく上手になってました。昨年は「もったいないなあ、せっかく、いい活動なのに・・・」と思うことが多かったのですが。今年は時間もピッタリなら表現も豊かな団体が多く、また何より楽しそうでした。
皆さんも、一宮で今日も精一杯がんばっている市民活動団体を、この制度で支援しませんか。
(写真撮影:末松文)
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