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一宮らしさを見つけよう!近代の文化建築をひも解く(200812/18)速報その3

050714cnpo_cityhall_nishizawa左は、中日新聞2005年7月の記事。名大助教授(当時)西沢泰彦さんが一宮市庁舎、西分庁舎などを調査したとある。今回の見学会の資料として配布された。

今回配布された資料全体は以下(PDF版)

「081218cityhalltour1.pdf」をダウンロード

「081218cityhalltour2.pdf」をダウンロード

「081218cityhalltour3.pdf」をダウンロード

こうした見学会を開いた建築家の皆さん、とりわけ安井聡太郎さんに大きな敬意を払いたい。ありがとうございます。ご苦労様です。

以下は私の思い。

公共財とは何だろう。何が地域資源となっていくのだろう。時代変遷もあり一概に何を守るかは難しい。難しいが一度無くしたものは二度と手に入らない。

歴史的建造物を残すべきかどうかの評価は多くの専門家の意見と、将来の有効活用の検討との両方が必要だろう。ハードとしての価値性とソフトとしての有用性。プロの目と市民の意思。これらを両軸として、未来の世代にとってプラスの財産となるものを考えたい。

勉強も研究もないまま現在の短期的価値判断で断片的な意思決定を重ねていくのは、もうやめたい。そんなことをしても許容されるような資源余裕は、この地域(国)には、もうない。ないからこそ残すもの・・・あり続けるものを真剣に議論したい。その議論の過程こそが、まちづくりだ。

我が三八屋には色んな建築物のカケラが取ってある。私は「骨拾い」と呼んでいる。1998年に取り壊されたニチレイのレンガ倉庫のレンガに始まり、名鉄百貨店の礎石、グランドタマコシのブロック、洋食屋ボルボの屋根瓦、西一宮駅のレンガ倉庫のレンガなどのカケラだ。そうしたカケラの骨拾いは、もうこれくらいで終わりにし、全国へ誇れるようなハードとソフトの物語を夢見てしまう。

今回、見学会に参加してみて、あらためて西分庁舎の位置づけが重要に思われた。中心市街地活性化委員会でもずっとその位置づけを言ってきた。本町に面した西分庁舎は個々の要素では弱みもあるが、規模といい、ロケーションといい、建築といい、総括してみれば一宮の中心市街地活性化のシンボルでありツールとなる存在だと思う。


市役所庁舎など3施設

一宮の建築物を“鑑定”

名大助教授ら調査
珍しい構造も 『面白く価値ある』

 名古屋大学大学院環境学研究科の西沢泰彦助教授らのグループが十三日、大正末期から昭和初期にかけて建設された一宮市役所一宮庁舎、西分庁舎、木曽川町資料室の三施設を建築史の観点から調査した。西沢助教授は「当時の最先端の西洋建築として価値ある建築物」と評価している。(広瀬和実)

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