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ダンチョーの旅レポートは埼玉県川口市(2008年10月号)

0810each_chunen_kawaguchi_s_2月刊いーち2008年10月号
チューネン断定団

ダンチョーの旅レポートは埼玉県川口市
さて一宮と川口の関係はいかに


久しぶりにダンチョーの旅レポートは、埼玉県川口市。さて一宮と川口の関係はいかに。

昭和37年の日活映画「キューポラのある街」でも有名な川口市。都内から荒川を渡れば、すぐにその中心部へ至る。密集する家々の上空には超高層マンションがたくさん突き立っている。

ホシ・ 8月に川口へ行ってきました。一宮から車で6時間ほどかけて。
フル・ 埼玉県の川口市ですか。吉永小百合のフアンですか?
ホシ・ そう、あの映画「キューポラのある街」でのかわいらしさと言ったら・・・違います!一宮生まれのアート作品を川口まで持っていったんです。

 昨秋、一宮駅前では「138匹わんちゃん大集合!」という野外展覧会が開催された。犬を題材にした立体のアート作品を138匹、歩道などのオープンな場所に飾ろうという企画だ。ストックホルムで始まった「ラウンドアバウトドッグ」という野外アート活動の日本で始めての取り組みだった。

ホシ・ 清水雅智子さんたちの「川口で楽しく暮らす会」が、あちらでも犬のアート展を開催することになったので、一宮のアート犬たちも並べてもらいながら、一宮での企画や市民活動について説明に行ったんです。

 川口での一連のイベントのうち、まずはじめの会場は川口銀座商店街、樹モールにある「燦ギャラリー」だ。川口駅西口から歩いて5分ほど。街路樹が緑の枝を広げる歩行者天国の商店街にはマクドナルドやスターバックスなどと、古い商店とが混在している。

フル・ 川口というと、東京に隣接したベッドタウンというイメージです。
ホシ・ はい。でもね、キューポラの街なんです。
フル・ キューポラって、溶鉱炉の煙突みたいなものですよね。
ホシ・ 川口は鋳物の一大産地でした。溶鉱炉が吐き出す炎と煙。炎熱に汗する労働者。そして莫大な富の集中。
フル・ おー、一宮でいう工場のノコギリ屋根と繊維産業みたいな感じですね。
ホシ・ やがてそうした町工場は減り、産業に従事した人々の二代目三代目は勤め人に。
フル・ その感じも一宮に似ていますね。
ホシ・ 都心にもすぐの立地。
フル・ 一宮と同じ。
ホシ・ そうしてマンションが林立していく。
フル・ これまた一宮の今の姿。
ホシ・ そして川口の人々は街に知恵を持ち込み、様々な芸術的・文化的事業を多様に展開していきます。新住民とともに。
フル・ おーっと、この点は大違い。一宮は周回遅れですなあ。

 8月には市内の造形教室で「アート犬」つくりの教室がいくつも開催され、9月には川口市立アートギャラリー「アトリア」と、その前の公園の緑地で展覧会が開催される。

フル・ また一宮でも、やるんですよね。
ホシ・ 10月25日、26日に「誰でもつくれるアート犬」教室を一宮駅近くで開催し、その後3週間ほど展示する予定です。そこには川口のアート犬や体験教室の先生も来てくださるかも。

 犬のアートという、なじみやすい素材を通じて、関東と中部の市民が自然な交流をしていく。2回目の今年、駅前の歩道の緑地帯には、どんな素材でどんな形をしたアートな犬たちが遊んでいるだろう。


写真キャプション
川口のワークショップでアート犬をつくる子どもたち
アート犬展示会場の川口市立アートギャラリー「アトリア」

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コメント

そか・・・
40年前、喰い扶持がなくなると川口で鋳物工場やってた友人のとこに居候と決め込んだもんだ。
あの頃の川口を今思い出すと・・・オイルの臭い、オートレースのあとの侘しき喧騒・・・キューポラの町のモノトーンが浮かんできた。

今も赤羽駅前の古い商店街で健在の朝からやってる呑み屋は数えきれんほどのアテも旨くて一度は行くべしっ!

投稿: a-fuusan | 2008年10月25日 (土) 12:19

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